土鍋の使い始めは目止めが必須!やり方や長く使うためのお手入れを紹介

土鍋 目止め やり方

土鍋の使い始めは目止めが必須

 

冬場の寒い時期に美味しい「鍋物」は、野菜もふんだんにとれますし、なんといっても料理の手間が普段より少なくて済むのが嬉しいところです。

 

野菜が基本的に嫌いな我が家では冬場は鍋が大活躍で、週のうち半分以上は鍋をやっているという場合もあります。

 

さて、鍋物をやるうえで欠かせない土鍋は、新品を買うと「目止め」という作業が必要になるのですが、皆さん作業しているでしょうか、それとも、買った土鍋は簡単に洗ってそのまま使用している・・・などということはないでしょうか?

 

ここでは、「目止め」についてご説明します。

 

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土鍋の使い始めに目止めが必要な理由

 

土鍋の使い始めに目止めが必要な理由

 

「土鍋」は読んで字のごとく、耐熱性のある土からできている為、どうしても微細な隙間(気孔)があり、吸水性があります。

 

購入したばかりの新品の土鍋を何もせずにそのまま使用した場合、土鍋がつゆの水分を吸って全体へと回ってしまい、それが、汚れが浸み込んだり鍋底から水漏れしたり、また割れたりする原因となってしまうのです。

 

そこで、使用前の土鍋の隙間を埋め、水分が入り込まないように膜を張る「目止め」という作業が必要になるのですが、多くの場合でんぷんが使われます。

 

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土鍋の使い始めに行う目止めのやり方

 

土鍋の使い始めに行う目止めのやり方

 

それでは「目止め」のやり方の説明です。

「目止め」にはいくつか方法がありますが、お粥を作る、小麦粉、片栗粉、米の研ぎ汁などを使うのが一般的なやり方です。

 

『 事前準備 』

 

① 土鍋の水洗い:購入してきた新品の土鍋を水洗いします。「洗剤を使って」と書いてあるところもありますが、臭いがつくことがありますので、水洗いをおすすめします。

 

② しっかりと乾かす:表面が乾いていても内部に水分を含んでいますので、一晩以上はしっかりと乾かす必要があります。底面も乾くように、裏返して乾かしてください。

 

目止めを始める際に土鍋を火にかけますが、この際に外側が濡れている状態で火にかけてしまうと土鍋が割れてしまうことがありますので、乾燥作業はしっかりとおこなってください。

 

いよいよ「目止め」の作業に移ります。ここでは、小麦粉を使った方法とお粥を作る方法の二つを説明していきます。

 

土鍋の目止め方法

 

 

『 小麦粉による目止め 』

 

事前準備がおわり、土鍋が完全に乾いた状態から始めてください。

まず、ボールで水と小麦粉を混ぜ合わせますが、割合は水の量に対し小麦粉10%くらいを目安にしてください。

水を張った土鍋に小麦粉を入れると、穴を埋める前に水が先に入り込んで、穴にデンプンが入れなくなってしまうので、必ず水と小麦粉を混ぜ合わせておいてください。

小麦水ができたら土鍋に入れ火にかけますが、土鍋は急激な温度の変化にも弱いので、弱火でじっくりと加熱してください。

また、弱火にする事で吹きこぼれを防止できます。

 

沸騰したまま1時間程度過熱し、火を止めて冷めるまで放置します。

土鍋の保温力は高いので中々冷めませんが、先ほども記載したように土鍋は急激な温度変化に弱いので、流水を使って急激に冷ますようなことはせず、火を止めたらそのまま放置しゆっくりと冷ますようにしてください。

もちろん目止め中ですので、なかの小麦水はそのままです。

 

十分冷めたら中身を捨てて水洗いをし、しっかりと乾燥させたら完了になります。

小麦粉の変わりに片栗粉でも大丈夫です。分量は同じになります。

 

『 お粥を作って目止め 』

お米にもデンプンが含まれて入ますので、お粥を作るという方法もあります。

ただし、炊き上がってないお米を使うと時間がかかり土鍋に先に水が浸透してしまう恐れがあるため、炊き上がったご飯を使いましょう。

 

まずは普通にお粥を作っていきます。

土鍋8分目くらいまで水を入れ、水量の5分の1以上の炊いたご飯を入れ、弱火でゆっくりと1時間ほど炊き込みますが、この際ふたはしないでください。

火を止め、おかゆをそのままにして2~3時間以上冷まします。

土鍋が十分冷めたらおかゆを取り出し、水洗いをしてしっかりと乾燥させたら完了になります。

 

 

土鍋の使い始めはどうして臭いの?

 

土鍋の使い始めはどうして臭いの?

 

新品の土鍋を買ってきたのに、箱から出したら臭いがすると感じたことがある人はいませんか?

 

個人的にはそういった経験はないのですが、買ったばかりのものなのに、何か臭いがすると感じてしまうと嫌なものです。

 

このにおいの原因は泥や土の臭い、製造時の工場の臭いや、梱包用の発泡スチロール、ダンボールなどの臭いであり、そのままの状態で土鍋を使ってしまうと食品に臭いがついてしまったり、土鍋の細かい穴の中に臭いが入り込み取れなくなってしまったりするので、こういったことを防ぐ為にも「目止め」は必要不可欠な作業になります。

 

また、お茶の葉に含まれるカテキンには消臭効果があるため、お茶の葉を使って匂いを消すことも出来ます。

 

やり方は簡単で、土鍋の7割ほどのお茶の葉を入れて弱火で10分ほど炊くだけです。

 

 

まとめ

 

土鍋の目止めについて説明しましたが、逆算していくと、土鍋を使用する予定日の3~4日前には購入し、目止めを済ませておく必要があると思います。

 

目止めの方法で「米の研ぎ汁」を使う方法もあると記載しましたが、調べていくと、研ぎ汁はでんぷんの濃度が低く十分に目止め効果を発揮できない可能性があるため使わないほうがいいという意見もありましたので、できたら避けたほうがいいと思います。

 

土鍋は使えば使うほどに味がしみこみ育っていくそうですので、長く使い込むためにも、購入した際は「目止め」作業を必ず行ってください。

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