おせち料理の意味や由来とは?どんな種類があるの?

おせち料理 意味 年末年始

おせち料理の意味や由来

 

日本の文化であり、お正月の風物詩でもあるのがおせち料理です。

 

この料理はいつから始まったものなのか、またどんな意味を持っているのか、知っていますか?

 

おせち料理は、中に入れる食材一つひとつに願いが込められています。

 

昆布には語呂合わせからよろこぶ、するめは祝い事を表す縁起物といったように、すべての食材に意味があるのです。

 

そんなおせち料理の意味や由来、種類など、おせち料理にまつわるエトセトラを紹介します。

 

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おせち料理の意味とは?

 

おせち料理の意味とは?

 

もともとおせち料理は保存が効く煮物や酢で〆たものなど、日持ちのする食材を並べていました。

 

それは、正月三が日には普段忙しい主婦にもゆっくりしてもらうという慣わしがあることから、主婦が台所に立たなくてもいいように配慮されていたのです。

 

そして、銀行や店も閉まっているところが多いように、お正月は休むものと考えられていました。

 

ですからその日くらいは主婦も包丁を持たず火の側に立たず、家族でのんびりするものと考えられてきたのです。

 

今では24時間営業のお店があったり、デパートの初売りなども元旦から行われたりしていますが、毎日家族のために働く主婦に、お正月だけでもゆっくりさせてあげるという文化は、ぜひ残してもらいたいですね。

 

ところで、おせち料理の食材一つひとつに意味があるのを知っていますか。

 

例えば海老は、長いひげと丸まった背中から長寿の象徴とされていて、長生きできますようにという願いが込められた食べ物とされています。

 

また数の子は卵が多い見た目から子宝や子孫繁栄、黒豆はマメに働くという語呂合わせから健康といったように、それぞれ祈願の意味が込められているのです。

 

かつておせち料理は各家庭の味で作られていることが大半でした。

 

年末には家庭の味をお祖母ちゃんなどの年配者から教わりながら、食材それぞれの意味も併せて教えてもらい、有難みを感じながら調理するというのもおせち料理にまつわる文化の一つだったのです。

 

現在ではおせち料理のバリエーションも広がり、その食材の意味を知らないという方も増えてきています。

 

そんな今だからこそ、あえておせち料理の意味や食材の意味を家族みんなで楽しみながら味わう、というのも素敵な家族団らんスタイルではないでしょうか。

 

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おせち料理の由来とは?

 

おせち料理の由来とは?

 

おせち料理を漢字で書くと御節料理となりますが、この御節とは節目のことです。

 

元旦や七夕など、季節の変わり目を暦の上で節目としていました。

 

この節目には神様にお供えをして、家族の無病息災や作物の豊作祈願をします。

 

節目の日にお供えする料理は御節供料理と呼ばれ、その時期に収穫したものや地域でごちそうと言われる食材を供えていました。

 

この文化は私たち一般の家だけでなく、皇族が住んでいる宮中でも、節会といって神様に供えた料理を食べる習慣がありました。

 

このように、その季節や地域の氏神様にお供えして祀る風習が日本のどこででもあり、これが現在のおせち料理の起源となっています。

 

そもそもこの御節は弥生時代から続いていて、季節の節目に収穫物を神様に供えた後、家族みんなで食べるという習慣が行われていました。

 

ただし今のように様々な種類のごちそうを食べるというよりも、その時期の収穫物をお供えしていたようです。

 

これが現在のような形になったのは、第二次世界大戦の後です。

 

戦後高度成長した経済により様々な企業のデパートが林立したのですが、おせち料理は年末に行われた各デパートの商戦がきっかけとなり、現在のようなお重にごちそうを並べるという文化になりました。

 

つまり今の種類が豊富で沢山のごちそうを楽しめるおせち料理は、敗戦により底力を発揮した多くの日本人たちによるデパート商戦のおかげともいえるわけです。

 

 

おせち料理にはどんな種類があるの?

 

おせち料理にはどんな種類があるの?

 

おせち料理については、おおむね日本のどこでも食べられていますが、その種類は地域によって違いがあります。

 

例えば沖縄では、お重に詰めるのは御三味と言って皮つきの豚肉を焼いたものや揚げ豆腐、カステラかまぼこ、白餅など、他の地域とは少し違います。

 

沖縄ではこのお重はお正月だけではなく、お祝いの時などにも用意するので、あえてお正月だけの食べ物という印象ではありません。

 

それに加え揚げ物などが乗ったオードブルを用意して、様々なごちそうを楽しむ習慣があります。

 

沖縄は琉球文化など独自の文化により発展した地域であり、その気候がら、食材はヤギや南国野菜などという特殊性を持っているため、このような少し変わったお重料理が発展したものといわれています。

 

他には、一般的におせち料理に使われる海老ではなく、鯛の尾頭付きやブリの照り焼きなどをおせち料理に並べる地域もあります。

 

こちらも海老と同様に、鯛はメデタイという語呂合わせのほか、イキの良い人生を祈願するという意味があります。

 

また関西地方では煮物などにクワイを入れますが、このクワイも地域によって入れるところと入れないところがあります。

 

四国や東北以北などは入れる習慣がなく、関東地方でも入れない家庭があります。

 

イチジクのようなフォルムで、一本の芽がひょろっと伸びた形状をしているので、その姿から立身出世を意味する縁起物として好まれており、サトイモのような食感が人気の食材です。

 

このようにお重に並べる食材には地域性がありますが、おせち料理の食べ方にも地域によって違いがあります。

 

例えば北海道では、おせち料理はお正月ではなく、その前の晩、つまり大晦日から食べるという家庭も多いそうです。

 

北の大地は特にお正月の時期はかなり気温が低くなります。

 

前日からごちそうを食べてお正月は栄養を蓄えた健康な状態で迎えるという意味と、年が暮れる際に今年も健康であったことを感謝して大晦日からお祝いとして食べる、という二つの意味からこうした文化になっているようです。

 

 

まとめ

 

おせち料理と一言で言っても、地域によって中に入れる食材が違ったり、食べる文化も異なったりなど、その種類は多様に存在しています。

 

特におせち料理はその地域の特徴がよく現れるものであるといっても過言ではないのです。

 

お正月に当たり前のように登場していたおせち料理が地域や家庭によって違うというのはとても不思議なことにも感じるでしょう。

 

ぜひこの機会に、自分に馴染みのあるおせち料理について知ってみるのもいいのではないでしょうか。

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